アヴェダの成分に関するポリシー
「ピュアな花と植物エッセンスから生まれた美と科学」を実践するアヴェダでは、自然に勝る美のアーティストはいないと考えています。そのためアヴェダでは、可能な限り自然界由来成分*1の使用を増やしていくための継続的な努力を重ねています。
また、アヴェダは、単に自然界由来成分*1を使用するという以上に、地球とそこに住むすべての生物に負荷をかけない植物ベースの高機能製品を提供する方針を掲げています。
自然界由来:アヴェダは、植物、非石油系ミネラル、または水を含むその他の天然素材に由来する成分の自然界由来成分*1率を計算する際、ISO規格16218を使用します。自然界由来とは、(分子量で)成分の50%以上が天然であることを意味します。
より地球環境に配慮し、同時に私たち人間にとってもより良い、植物ベースの高機能製品を提供することへのこだわりは、単に自然界由来成分*1を使用することに留まりません。
アヴェダとグリーンな成分
アヴェダでは、「グリーンな成分」と自社で定義している成分を出来る限り使用し、自社の使命に沿った製品開発を進めています。
アヴェダは、高機能な製品によってお客様に利益をもたらすとともに、環境や社会に対する責任を果たし続けることを目標としています。
アヴェダの製品は、パラベンやフタル塩酸を一切配合していません。
世界各地のさまざまな地域から責任を持って主要成分を調達するなど、生態系や文化の多様性を確保するために尽力しています。
また、適正価格を支払うことによって、製品原料の調達先のコミュニティや経済にプラスの影響をもたらしています。
アヴェダでは、自社の目標を達成するには、グリーンな成分と呼ばれる成分を出来る限り使用する努力が必要だと固く信じています。アヴェダでは、以下の基準を少なくとも1つ満たす成分のことをグリーンな成分と呼んでいます。
- 自然界由来*1であること
- オーガニック認証を受けていること
- 持続可能または再生可能な植物をベースとした成分であり、原料供給地の生態系にマイナスの影響を与えないものであること
命あふれる私たちの地球を大切にするというアヴェダの使命を果たすには、グリーンな成分を使った製品を継続的に開発・改良していくことが必要不可欠です。
アヴェダにおけるグリーンな成分ポリシーの実践
- アヴェダでは2000年以降、原料調達量が大幅に増えており、比率としては特にオーガニック植物原料とオーガニックエッセンシャルオイルの購入量が20-25%から90%以上と急増しています。なお、厳密な比率は、製品構成や認定成分の入手状況により、年ごとに多少異なります。
- アヴェダでは、主要成分に関し、「Soil to Bottle℠(土壌から製品まで)」を遡るトレーサビリティ システムを確立しています。これにより、成分調達の流れを段階的に記録できるようになりました。また、サプライチェーンを通した品質の向上と調達元の拡大が両立できるようにもなっています。
- 石油化学成分に代わる持続可能な植物ベースの代替成分を開発し、その利用を促進する努力の一環として、独自のババスベタイン技術開発を進めています。
- アヴェダのエッセンシャルオイルは、環境に配慮した水蒸気蒸留法で抽出されています。
成分調達
アヴェダでは、収穫した農場や協同組合まで原料流通過程を遡ることができる、独自のトレーサビリティ システムを備えています。この制度は「Soil to Bottle℠(土壌から製品まで)」と呼ばれ、全工程において公正な報酬の支払いを保証するために活用されています。
アヴェダは、特定のコミュニティやサプライヤーと密接な協力関係を構築し、自社の独自成分の主要調達先として活用する道を探っています。また、こうして築かれた関係についてはアヴェダの広告でも何度も取り上げています。しかし時には、干ばつや害虫、能力の限界など、止むを得ない事情によって、こうしたコミュニティやサプライヤーから必要な量の成分が供給されない事態が発生します。まったく供給されないこともあれば、部分的に供給されることもあります。こうした状況が発生した場合、アヴェダは主要サプライヤーからの供給が再開されるまで、他のサプライヤーから高品質な代替成分を調達しています。